旅する法律家のつぶやき

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「虎に翼」を観ました(1)

 

こんにちは。

 

NHK朝ドラ「虎に翼」、人気ですよね。

 

出勤前の忙しい時間帯に放送されるのでストーリーを追えていなかったのですが、先日、これまでの放送分を通しで再放送していたので、ようやく観ることができました(とはいえ、第4話くらいの寅子が法律学校に入学するところまで)。

 

私が印象に残っているシーンは2つ。

 

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1つは、寅子が「教授は私の話しを遮らずに最後まで聞いてくれた。そんな大人は今までいなかった。それだけでも嬉しくて、教授のもとで勉強したいと思った」のような発言をしていたシーン。

 

「一生懸命に話しをしているのにそれを遮られるのって嫌な気持ちするよな・・・」

「最後まで話しを聞いてくれるのって尊重されている感じがするよな・・・」

などと思いながら、このシーンを観ていました。

 

専門家って、往々にして相談者(病院の場合には患者、動物病院の場合には動物の飼い主など)の話しをよく聞かずに、ついつい「自分の土俵」に持っていきがち(最近はそれはそれで理由が分かる気もしています)。

私の母親も「病院(動物病院)に行っても、全然話しを聞いてくれない・・・!」と大いなる不満を述べたりします(笑)

 

寅子の発言を聞いて「相談者の話は最後まで遮らずに聞こう」と襟を正したのでした。

 

(おまけ)

法律相談などで「話が永遠(とわ)に終わらない相談者」が来られたときは「ただ聞くだけ」でいいのかという悩みがあります。この辺りの話しも、また別の機会に書いてみたいと思います。

 

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印象に残っているもう1つのシーン。

 

それは、お茶屋さんで寅子と裁判官(松山ケンイチ)が話している途中、寅子の母親が現れたシーンです。

 

母親「あなたに何が分かるの!お黙りなさい!」

寅子「お母さん!」

松ケン「お、お、お母さん・・・!?」

 

とても痛快で、ユーモラスでした。

 

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毎朝欠かさずに観ることはできないですが、今後の展開が楽しみなので、再放送を狙って追っかけようと思います。

 

 

「夏の長雨」